思考は柔軟に!「生き残れるビジネスマンになる21の思考実験」を読んで

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こんにちは!ミズです!

GW中に高校の同期だった人と3年ぶりくらいに会いました!

そのひとは社会人ですでに大事な仕事を任されていて、バリバリ働いていました!

すげえなと思うと同時に、いつの間にここまで差がついてしまったのかと嘆く自分もいました、、、今からでも頑張ろう!

そこで、今回はこんな本を読んでみました!

生き残れるビジネスマンになる21の思考実験(著 北村良子)

タイトルは今後社会人になっていくために必要なことが書かれていると非常にわくわくしていました!

ただ、読んだ感想としては微妙だったかな?(笑)

その理由して、

  • 思考実験は結構有名なものが多かった(半分くらい既知だった)
  • 筆者の主張がいまいちわからない(自分の読解力不足の可能性有)
  • 実際のビジネスとの結びつきがわからない(タイトルの生き残るに繋がらない)

という個人的な評価になりました(★★☆☆☆)

「トロッコ問題」とか「クレタ人のパラドックス」と聞いたことのある話がだったのが、新鮮味にやや欠く点と、筆者の主張がふわっと抽象的だった点がマイナスでした

ただ、思考実験を通して、「こういう考えもあるんだよ」「別の視点だとこうなる」といった考え方があると、考えやモノの見方の幅を学べたのは良かったです!

なので、少しだけ、面白かった思考実験を紹介したいと思います!

自動運転のプログラム

これは、よくあるトロッコ問題の発展バージョンでした!

あなたは、自動運転の開発者で、もし自動運転の車が走行中に故障した時、ハンドルを左に切って、通行人5人を巻き添えにして止めるか、右に切って搭乗者もろとも崖に突っ込むかという場合、どちらを選択するように設定するか?

という問題です。ここで、重要なのは何に重きを置くかと筆者は主張しています

  • 制御不能になっても、通行人に犠牲者は出さない車(人命の数に重き)
  • 制御不能になっても、搭乗者には犠牲者を出さない車か(搭乗者(買う人)に重き)

実際に車を購入する人にとっては、後者の設定の方が安心して乗れるので、ビジネス的には、後者の方がいいと言えます。一方で、そのような設定が世間に明らかになったら、その車自体の印象が悪くなってしまいます。

このように、難しい判断を迫られても、実際に決断しないといけない場面は増えてくる気がします。その時に、何を重視するかと同時にビジネスでは、どちらが会社のためになるのかも考慮する必要があると学びました!

ビュリダンのロバ

ある一匹のロバがお腹を空かせており、干草を求めています。すると、ロバの目の前に2股に道が分かれており、それぞれの道に干草が置いてあります。どちらも同距離にあり、路面も全く同じの状況で、2つの干草にも違いがないため、ロバはどちらの干草を選択していいかわからず、結局餓死してしまいました。ロバはなぜ選択できなかったのか?

という問題です。人は1日に9,000回の選択をしていると言われています。例えば飲み物が欲しい時、コンビニに行くか、それとも近くの自販機で買うか、自販機で買うと選んだ時、何を買うかと、常に選択があり、選択にはその理由があるはずです!

では、選択するための理由がない時、このロバのような状況に陥ったときどうするか、筆者は理性だけが判断材料ではない、感情も判断材料にするべきだよと主張しています!

ロバの話であれば、なんとなく右の気分だから右に行こうと決断すれば、餓死せずに済みますよね!ビジネスであれば、ある商品をA社から仕入れるかB社~仕入れるか判断するときに、A社の方が付き合いが長いからと感情で判断する場合もあります

大事なのは決断すること、その中で、理性や論理的判断基準はもちろん考慮しつつ、悩んだら感情に任せるのも一つだと学びました!

・・・

いかがだったでしょうか!

最初は、偉そうに上から目線で、批評ばっかしていましたが、思考問題を通して、判断の基準であったり、感情による考え方であったり、学べることの多い本だったと思います!

さらっと読めるので、ぜひ読んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。ミズでした!