こんにちは!ミズです!
10月に受験した「応用情報処理技術者試験(AP)」に合格しました!
応用情報処理技術者(AP)とは何ぞや?という方に簡単に説明を
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。
情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価しています。(引用: IPA 独立行政法人 情報処理推進機構)
情報技術を活用した戦略立案や、システムの設計・開発・運用に関する知識、技能を持っていることを証明する資格といったところでしょうか!
この資格を持っていると、
- 学生だとIT関連の就活に有利!
- キャリアアップの転職にも有利!
- 企業によっては手当や報酬の対象に!
と「IT企業に勤めたい!」という人にとっては学習意欲を示せる大きなアドバンテージになるのではないでしょうか!

APの勉強は実用的で面白く、「実際の業務ってこんな風におこなわれるんだ~」と社会人を前に知れたことはすごいよかった!
さてそんなAPですが、合格率は毎回20%前後で、そこそこ難易度高い試験とされています!

しっかり勉強しないと受からないという印象!
ただ、しっかり勉強すれば確実に受かる!
個人的な勉強時間はおおよそ100時間!(1日2時間×2ヶ月)
ネットを見ていると「最低200時間~」とあるので、コスパとしてはかなり高いのではないでしょうか!
そんな勉強法をご紹介します!ぜひ参考にしてください!
目次
① 午前勉強~知識編~(2週間)
APは午前試験と午後試験の2種類の試験から成ります!詳しいことは公式HPを見てください!(笑)

感覚的には、「知識の午前」「論理の午後」
まずは午前の勉強からですが、普通に参考書を1冊やりましょう!
私はこれを使ってました!
めちゃくちゃ分厚いです(笑)
この本の良かったこと
- イラスト付きで分かりやすい
- 細かく単元が分かれていてペースが掴みやすい
良くなかったこと
- 最低限の情報だけしか載っておらず、過去問をやったときに苦労
単元ごとに「学習→演習」という流れで、イラストでの説明が非常にわかりやすかったです!
反面、あれだけ分厚いのにもかかわらず、過去問でよく見かける問題の単語がなかったりと情報量の少なさが欠点です!
この本を一日に1章~2章を1時間~1時間30分のペースでやるのが理想だと思います!
タイマーで制限時間を決めてやると集中できるので、このペースを崩さず最初の2週間頑張りましょう!
友達が持っていた本でこちらもオススメです!説明はシンプルなもののほぼすべての情報が書いてあるのがいい点です!
② 午前勉強~演習~(2週間)
さて、テキストが終わった後はひたすら演習です
演習は「過去問をやりこむ」のみ!
応用情報過去問道場というHPに今までの試験の過去問が網羅されていて、オススメです!
2週間で最低10回分はやりたいです!ペースとしては
- 最初の3回分はわからない問題も多く、復習をしっかりやりたいので”2日に1回(約4時間)“
- 残り7回分は”1日1回(約2時間)“

午前はすべて4択の記号選択!
通勤・通学時間にクイズ気分でやれば、意外と1日1回簡単に出来る!
間違えた問題は、しっかりチェックをつけておき、試験前に見直せるようにしておくとなおいいです!
③ 午後勉強~戦略~(1週間)
続いて午後問題の勉強法に移ります!この午後がかなり厄介、、、
試験概要を見てもらえるとわかるのですが、午後は記述式で選択制です(①だけ必須、残り②~⑪の中から4問選択)
なのでどの問題を選ぶか、その戦略が鍵になります!
そのために、過去問を2回分全部の問題を解いてみましょう!(大問1つ当たり30分)
個人的な感覚として、
- 文系出身!簿記の知識あり!という人⇒②経営戦略、⑨プロマネ、⑩サービス、⑪監査
- 情報系でパズルみたいなのが得意!という人⇒③プログランミング、⑦組み込みシステム
- 暗記が得意!コツコツ派という人⇒⑤ネットワーク、⑥データベース
がマッチしてそうです!あくまでも参考に!

自分は③プログラミング、④アーキテクチャ、⑦組み込みシステム、⑪監査でやりました
当日予定していた問題が激ムズだった時のために、1つ保険を用意しておくとあんしんです!選択制は大問5問を選んで勉強しましょう!
④ 午後問題~演習~(3週間)
午後問題もひたすら過去問を解きまくるだけです(笑)
ただ、1問1問に時間がかかるので、”2日に1回“のペースでやっていければいいのではないでしょうか
午前と違い、「公式や知識で押し切れない」のが難しいところ、過去問をやりまくれば点数が上がるものではないです

最初は全くできなくて受かる気がしなかった(ガチ)
そこで、心がけたこととして、「解答にたどり着く考えのプロセスを自分なりに試行錯誤して見つけだす」ことでした
過去問をやっていくと出題分野ごとに解答へのアプローチが見えてくるので、ただ問題解くだけでなく、「なぜ間違えたのか」を突き詰めると段々と解けるようになると思います!
もし、自分では厳しい!という人は参考書に頼ってみるのもありです
・・・
いかがだったでしょうか?
応用情報処理技術者(AP)は就活でIT系を目指してる人にとっては「単純に有利になる」だけでなく、「こんな風に仕事をするんだ」という全体像をつかむきっかけになるいい試験だと思います!
ぜひ受験してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!ミズでした!